読書

デビット・アレン/田口元「ストレスフリーの整理術実践編」

GTDは奥が非常に深い。(というか、はっきりいってわかりにくい) 毎日GTDで生活をしているのに、「俺はGTDを理解できていない」という気持ちがぬぐえない。この本はGTDに対する理解を深めてくれて、GTDを実践する際に感じていたさまざまな疑問に答えを出し…

グレッグ・イーガン「順列都市」

ハードすぎて途中途中、頭で絵が想像できなくなってしまうが、それも心地よい。グレッグ・イーガンの壮大な宇宙観(と言っていいのか)に飲み込まれると、あたまがぼーっとしてきて、トンデモナイスケールから世界を理解できたような気になる。って書いてて…

戸根勤/日経NETWORK監修「ネットワークはなぜつながるのか」

これを読むと今まで断片的に得てきた知識が、1つにつながる。(点から線へ) この本にもっと早く出会えていれば、と思うと悔しい。ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識作者: 戸根勤,日経NETWORK出版社/…

伊藤計劃 「虐殺機関」

SFが読みたい!の2008年度版一位。文庫が出たので読んでみた。虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 75人 クリック: 954回この商品を含むブログ (517件) を見る・・・あんまりおもしろく…

グレッグ・イーガン「宇宙消失」

グレッグ・イーガンの名前はよく聞くけど、どうも手が出せていなかった。 ふと気が向いたので読んでみた。宇宙消失 (創元SF文庫)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1999/08/22メディア: 文庫購入: 10人 クリック: …

ロバート・A・ハインライン「夏への扉」

名作SFというと、この本の名前が必ず出てくる気がする。 ずっと気になっていたので、読んでみた。夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)作者: ロバート・A.ハインライン,Robert A. Heinlein,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/01/30メディア: 文庫購入: 44…

石原藤夫・金子隆一「軌道エレベーター」

軌道エレベーターを知ったのはいつだったろうか?何かのアニメ、映画、漫画で見たのが最初だと思うのだが、思い出せない。軌道エレベーターが具体的にどういうもので、実現可能かどうかなんて考えたことも無かったけど、「死ぬまでに軌道エレベーターを見て…

アーサー・C・クラーク「楽園の泉」

軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を読んだので、引き続き「楽園の泉」を読了。楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)作者: アーサー・C.クラーク,Arthur C. Clarke,山高昭出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/01/01メディア: 文庫…

コニー・ウィリス「最後のウィネヴェーゴ」

[rakuten:book:11983461:detail] 文庫版が出るのを待っていたけど、待てなくなったので購入してきた。やはり、コニー・ウィリスのドタバタ劇は最高だ。どの話も、前置き無しでいきなり始まるので、しばらくはついていくのが大変だが、波に乗るとあとはすーっ…

ロバート・チャールズ・ウィルスン「無限記憶」

時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫)の続編。本屋で偶然手に取ったのだが、まさか続編がでているとは思わなかった。あとがきによると全3部作だそうだ。もう少しで読み逃すところだった。危ない。無限記憶 (創元SF文庫)作者: ロバート・チャールズ・ウィルスン,茂木…

デール・カーネギー「人を動かす」

どんな本屋にも置いてある、ハードカーバーのいかつい本。手に取ろうと思ったことは一度も無かった。人を動かす 新装版作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博出版社/メーカー: 創元社発売日: 1999/10/31メディア: 単行本購入: 174人 クリック: 3,319…

市川春子「虫と歌」

アフタヌーンの四季賞で「虫と歌」を見て、ピンと来て、それ以降アフタヌーンにたまに掲載されている短編は全部読んでいた。アフタヌーン1月号に単行本の案内が出ていたので、早速購入してきた。虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)作者: 市川春子出版…

天童 荒太「悼む人」

1年ぶりぐらいに舞台が現代の作品を読んだ。 SFやファンタジーと違って、題材が身近なのでぐっと来るものがある。悼む人作者: 天童荒太出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11/30メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 104回この商品を含むブログ (171件)…

パトリシア・A・マキリップ「茨文字の魔法」

うーん、、そこそこ。茨文字の魔法 (創元推理文庫)作者: パトリシア・A.マキリップ,Patricia A. Mckillip,原島文世出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/01/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (16件) を見る「妖女サイベル…

ジョー・ホールドマン「終わりなき戦い」

こいつはなかなかおもしろかった。終りなき戦い (ハヤカワ文庫 SF (634))作者: ジョー・ホールドマン,風見潤出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1985/10/01メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 62回この商品を含むブログ (62件) を見る 画期的な新航法”コラプ…

ロバート・チャールズ ウィルスン「時間封鎖」

読み始めると止まらない。睡眠時間を削るだけの価値がある本。時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫)作者: ロバート・チャールズウィルスン,Robert Charles Wilson,茂木健出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/10/31メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 68回この…

コニー・ウィリス「犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」

人に安心して進められる一作。犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6)作者: コニー・ウィリス,松尾たいこ,デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ。,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/04/28メ…

小川一水「時砂の王」

思っていたよりおもしろいと見せかけて、それほどでもない。時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/10/01メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 227回この商品を含むブログ (237件) を見る本の裏の紹介文はかなり胡散…

岡野 玲子「コーリング」

いやーすばらしい。コーリング (Act2) (Mag comics)作者: 岡野玲子出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2000/06/01メディア: コミック購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る最近読んだ中ではダントツに面白かった本が漫画化されてい…

コニー・ウィリス「わが愛しき娘たちよ」

まあまあおもしろかった。わが愛しき娘たちよ (ハヤカワ文庫SF)作者: コニーウィリス,Connie Willis,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1992/07/01メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (38件) を見るSF小説ではあるが、科学的な考証と…

小川一水「フリーランチの時代」

良作。 小川一水は長編よりも短編の方がおもしろいなぁフリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/07/01メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 85回この商品を含むブログ (146件) を見る収録されている作品は、…

小川一水「天涯の砦」

なかなか面白かった。天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/01/24メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (58件) を見る 地球と月を中継する軌道ステーション“望天”で起こった破滅的な大事故…