市川春子「虫と歌」

アフタヌーン四季賞で「虫と歌」を見て、ピンと来て、それ以降アフタヌーンにたまに掲載されている短編は全部読んでいた。アフタヌーン1月号に単行本の案内が出ていたので、早速購入してきた。

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

独特の世界観と、絵のタッチ。俺は大好きだなぁ。

単行本で読むと、アフタヌーンに掲載されていたときと違って見える。画面全体が視界に収まるので、見えていなかった細かいところまで見える。一度読んだことのある作品ばかりだったが、新鮮な気持ちで読めた。

短編ばかりだから長編・・・とまで言わなくても市川春子氏の連載を読んでみたい気はする。毎月掲載されるならアフタヌーンを購入する楽しみがひとつ増えるんだが。短編でもいいから、2月に1回ぐらい掲載してくれるとうれしいね。


もう一人、2008年秋に四季賞対象を受賞した庄司創さんも気になる。個人的にフィーリングの合う作品を書かれるので、是非とも活躍して欲しい漫画家の一人だ。