OpenSolaris
OpenSolarisなるものがあるらしい。名前は聞いたときあったが、Solaris10と何が違うのか知らなかったので、ちょっと調べてみた。
OpenSolarisとは?
Solarisのオープンソース版。RedHatEnterpriseLinuxに対する、CentOSのようなもの。
Solaris10との違いは、Solaris最新情報オンライン・セミナーのSolaris 10/OpenSolaris最新バージョンの新機能がわかりやすかった。
そのうちSolaris11(?)を作り始めるそうだが、現場としてはSolaris10も定着していない状態だからなぁ。
OpenSolarisインストールしてみた
ダウンロードはどこからでも出来るが、OpenSolaris.orgから落とした。Solaris10と違って、CD-ROM1枚分なのでお手軽。HCLで調べて中古で購入した、ThinkPad R52にインストールした。以下の手順に従ってCD-ROMから起動して、インストール。簡単。
インターネットに接続
今まで使っていたPCはBUFFALOのUSB接続タイプの無線LAN子機WLI-U2-SG54HP。ThinkPad R52は無線LAN内蔵のモデルもあるけど、手持ちの1858-9QJは有線LANしかないので、無線LAN子機をスイッチングハブ付きのWLI-TX4-Gに買い替え。
自宅の無線LAN環境は暗号化に加えて、MACアドレス認証もしているのだが、完全にわすれていて、1時間ほど格闘してしまった。パソコンを追加するたびに同じことしている気がする。
OpenSolarisの方では、インターネットに接続するために、以下の本を参考に設定。
- 作者: 井上亜潮
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2006/08/29
- メディア: 単行本
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設定はいかのような感じ。
# cat /etc/hosts 127.0.0.1 localhost 192.168.1.30 hogehoge loghost # cat /etc/hostname.bge0 hogehoge # cat /etc/nodename hogehoge # cat /etc/defaultrouter 192.168.1.1 # cat /etc/resolv.conf DNSサーバーのIP DNSサーバーのIP
Solarisでは、hostname.bge0、nodenameからホスト名を引っ張ってきて、/etc/hostsで名前解決する。hostname.InterfaceはNICに付けられる名前で、Solarisサーバをルーターとして使う場合に必要になるそうだ。(それ以外にも役割はありそうだが・・・)
設定しても、デフォルトルーター(自宅のルーター)まではpingが通るが、外に出られない。IPFでも動いてるとか?と思ったら/etc/nsswitch.confがデフォルトのままだった。
hosts: files
↓
hosts: files dns
これで接続できた!
次やること
ZFSがおもしろそうだ。Solaris Night Seminerに動画があるので、見てみよう。